トラピスト・ビールの魅力

日本でも根強いファンの多い「トラピスト・ビール」。
近年、新たに4つの修道院がトラピスト醸造所として承認されましたが、その内の3種類のビールを数量限定でBEERSHOPで販売いたします!
これを記念して、トラピスト・ビールをピックアップして、その魅力をご紹介したいと思います。

キリスト教のカトリック系教会の一つに「トラピスト会(厳律シトー会)」があり、そこで造られるビールが「トラピスト・ビール」です。
トラピスト会はキリスト教の中でも厳しい規律に従っている教会として知られ、「祈り、かつ働け(Ora et labora)」の教えのもとに自給自足の生活を送っています。 ヨーロッパを中心に世界で170ヶ所に修道院があり、日本にも数か所存在しています。

トラピスト・ビールには必ず付いている、6角形のマークに”AUTHENTIC TRAPPIST PRODUCT”の文字のロゴは、トラピスト会修道士教会(ITA)の定める厳しい基準をクリアした製品にしか付けることはできません。その基準とは、

○ビールはトラピスト会修道院の手によって生産及び、敷地内の設備によって醸造されなければいけない。
○醸造所、醸造銘柄の選択等は修道院内のコミュニティーにより決定しなければならない。
○ビールの製造は収益事業でなく、利益は修道院の運営や援助に使う物でないといけない。


です。

例えば、オランダのトラピスト・ビール「ラ・トラップ(コニングスホーベン修道院)」は1999年から2005年の間、修道士の手によって造られていなかったため、「トラピスト・ビール」を名乗ることが出来ませんでした。また、フランスのトラピスト修道院である「モンデカ修道院」もビールを販売していますが、醸造はベルギーの「スクールモン修道院(シメイ)」で行われるため、こちらも「トラピスト・ビール」を名乗れません。

多くの日本人にとって、「修道士がビールなんて飲んでいいの?」という疑問があるのではないでしょうか。
日本ではアルコール飲料=嗜好品のため、例えばお坊さんが日本酒を飲むようなイメージになってしまうと思います。

ビールの歴史は意外と古く、紀元前4000年ほど前と言われています。そのころは清潔な飲み水が少なく、安全に飲める飲料としてビールが飲まれていました。また、中世ヨーロッパでペストが大流行した際には、栄養価の高いビールは非常に重宝されたそうです。
そのような背景から、キリスト教において「パンはキリストの肉」「ビールは液体のパン」と教えられ、修道院で盛んにビールが造られるようになっていったのです。

修道院によっては、ビールの他にクッキーやチーズなど、主に食品を生産・販売しています。「修道士が商売するなんて!」と思われるかもしれませんが、これは修道院を保護するために行われていること。 修道士たちの生活や施設の修繕のために資金を確保し、必要以上に貯まった分は寄付されています。

さて、その厳しい基準をクリアし、近年トラピスト・ビールと認められたビールが4種類あります。

★グレゴリアス(シュティフト・エンゲルスツェル修道院/オーストリア)
★スペンサー(セント・ジョセフ修道院/アメリカ)
★ズンデルト(マリア・トゥーブルヒト修道院/オランダ)
★トレ・フォンターネ(トレ・フォンターネ修道院/イタリア)


トラピスト・ビールはベルギービールのカテゴリーの一つだという印象を持つ方もいるでしょう。しかし、2012年から2014年の3年間の内に承認された上記4つのトラピスト・ビールは、すべてベルギーの以外の国のビールとなっています。

現在のトラピスト・ビールは上記4つに加え、オルヴァル、シメイ、ロシュフォール、ウェストマール、ウエストフレテレン、アヘル、ラ・トラップの11箇所となっています。

現在は11箇所で造られているトラピスト・ビール。
世界中でクラフトビールがブームとなっていますが、
トラピスト・ビールはその代表的な存在と言えるでしょう。
調べるほど、飲んでみるほど奥が深いビールの世界、
あなたもトラピスト・ビールを飲み比べしてはいかがですか?
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