価格:2,970円(税込)
ヘット・アンケル醸造所とヴェルハーゲ醸造所のコラボレーション・ビールです。
グーデン・カロルス・インダルジャンスは、毎年1回新しい原料や製造方法で数量限定で醸造されるシリーズです。とてもユニークで個性のあるビールで、また750mlボトル詰なので皆様でお楽しみいただけます。
マルガレータは、「インダルジャンス」シリーズの10番目のエディションで、酸味と甘味の微妙なバランスが特徴のアルコール度数8.5%のダークビールです。
甘味は、甘みが際立つフルボディのダークビールで有名なヘット・アンケル醸造所が提供しています。酸味は、エレガントなドゥシャス・デ・ブルゴーニュで有名なヴェルハーゲ醸造所のフレミッシュ・ブラウン・ビールの形でもたらされています。
ダークビールとオールド・ブラウン・ビールをブレンドすることで、ダーク・チョコレートと熟した果実が、ほのかな酸味のある後味と融合するユニークな風味の組み合わせが生まれます。チェリーを漬け込み数ヶ月熟成させることで、さらに深みのある味わいと五感の爆発が実現します。
A collaboration brew of Brewery Het Anker and Brewery Verhaeghe.
Gouden Carolus Indulgence is a series of one-time brews for which a new recipe and new materials are thought up. They are consistently packed in 750ml bottles to accentuate the limited availability and its character as a unique beer. Also, because of its size it becomes easier to share the experience with friends and loved ones.
Margaretha, the 10th taste expression released under this label, is a dark beer with 8,5% vol. whose essence revolves around the delicate balance between sour and sweet.
The sweetness is provided Brewery Het Anker, famous for its dark, full-bodied beers with pronounced sweetness. The sourness comes in the form of a Flemish brown beer brewed by Brewery Verhaeghe, famous for its elegant Duchesse de Bourgogne.
By blending dark and old brown beer, a unique flavor combination is created where dark chocolate and ripe fruit merge with a subtly sour finish. After months of aging on cherries, an additional depth of flavor and explosion of the senses is achieved.
商品名(英) | Gouden Carolus Indulgence 2024 (Margaretha) 750ml |
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原材料 | 麦芽、ホップ、糖類、さくらんぼ |
アルコール分 | 8.5% |
内容量 | 750ml |
商品サイズ | 80mm x 315mm |
重量 | 1.4kg |
ビールカテゴリ | スペシャル・ビール(ベルジャン・ダーク/レッド・ビール) |
原産国 | ベルギー |
醸造所 | ヘット・アンケル醸造所 |
こんな料理に | チョコレート、シェーブルチーズ |
飲み頃温度 | 7℃ |
IBU | 12 |
アメリカ合衆国においてのクラフトビール人気は早く、1965年頃からありましたが、本当に関心が高まったのは2010年頃からです。このクラフトビールへの動きは、それまでのビールスタイルの定義を崩壊させ、ビールファンや初心者たちは、「どのビールが何というビールスタイルか」を明確に定義する事が難しくなりました。
ユニークなクラフトビールが現れる前まで、大量生産で造られるピルスナースタイルに飽き足らない人々は、ビールの宝庫、ベルギービールを見つけました。そこにはとても小さな国には多すぎる程のビールの種類がありました(もちろん今も、そしてこれからも)。
BEERSHOPのサイトでは、主にベルギービールを取り扱っている為、故マイケルジャクソン氏(歌手のではありません)が提唱したカテゴリー、例えば、ランビック・ビール、レッド・ビール、ホワイト・ビールなどによってカテゴリーを分けています。
しかしながら、BEERSHOPで取扱う全てのビールがマイケルジャクソン氏のカテゴリーに当てはまるわけではありません。その様なビールを纏めて一つのカテゴリーとし、「スペシャル・ビール」と表記しています。
スペシャル・ビールの特徴には、色、原料、アルコール度数、更には醸造所にまつわる特別な物語があります。或いは、町や都市、特定の地域に人々の歴史や生活に永年に渡り密接に結びついているビールもあります。
そして、先述したようにアメリカ合衆国でのクラフトビール人気はいくつかのユニークなビールのタイプを産み出しました。以前はアメリカの醸造家たちがベルギービールのスタイルをお手本にしていましたが、今ではベルギーの醸造家がアメリカのクラフトビールの基準に従いビールを造る事も珍しくありません。
BEERSHOPでは、どのカテゴリーにも分類できないビールを「スペシャル・ビール」として取り扱っています。是非ともお気に召す1本をお探しください!!
ビールのスタイルから推測できるように、フルーツビールとはビールを醸造する段階に果物その物や、果汁が使われた物の事を言います。フルーツビールは人類の歴史上のどこかで造られていたかもしれませんが、現在知られているフルーツビールは、ベルギーのフルーツランビックビールを原型としています。
ドイツやイギリスなどビール醸造の歴史が豊富な国では、ビールに果物を使用する事はご法度とされていました。しかし、ベルギーではハーブやスパイスが伝統的にビール醸造に使われ、また「ビール純粋令」のようなガイドラインが無かったことも、果物だけでなく、様々な食材をビール醸造に試すことを容易にしました。
初めてのフルーツビールは、20世紀の初頭にベルギーの伝統的なランビックの醸造家によって造られました。その頃、酸っぱいランビック・ビールは、ピルスナースタイルの台頭によって国内での人気を失っていました。人気の減少に歯止めをかけるべく、醸造家たちは、発酵の途中にサクランボやラズベリーを加える実験を試みました。結果、ランビック・ビールの酸味の他に果実感と甘みを兼ね備えたビールが出来上がりました。
フルーツビールの人気は直ぐに広まり、ランビック・ビール以外の醸造所もビールに果実や果実の抽出成分を入れたビールを造り始めました。果実は酸っぱいランビック・ビールに留まらず、通常のブロンド・ビール、赤ワインのようなレッド・ビール、そして軽くて甘い白ビールにも用いられました。今では果物の種類もサクランボやラズベリーだけでなく、リンゴに桃、更にはパイナップルを使用したエキゾチックなものまで造られています。
色々な種類のビールをベースに、また様々な素材の果物を使用する事で、フルーツビールには、酸っぱい物から甘い物、濃い色、薄い色、ボディ感の違い、アルコール度数の高低まで多種多様なビールが混在し、一般的な特徴を特定する事が難しくなりました。しかし、良いフルーツビールとは、ベースとなるビールの特徴と、加えられる果物の味や香りのバランスが程よく引き出されたビールです。
フルーツビールは、ビールの苦みが苦手な人々へ、ビールの代わりに提供できる有効な飲み物としても人気が有ります。
レッドビールは、西フランダースという限定された地域で造られる甘酸っぱく爽やかな酸味と芳香が特徴のビールです。フランダース・ レッド・エールとも呼ばれています。
ウィーン・モルトなど、赤大麦を麦芽にして造る為、ブルゴーニュ・ワインにも似た赤茶色が特徴になっています。このレッドビールも マイケル・ジャクソン氏によって命名された分類です。
上面発酵酵母でアルコール発酵させた後、巨大なオーク樽に入れて熟成をします。樽で長期間の熟成する事によって、樽に付着 する乳酸菌や他の微生物、また桶のタンニンやカラメルの成分などがビールに複雑な味と香りを与えます。
手間隙かけて造られたビールは、比較的透明で真紅から茶色に近い色彩をしています。香りにはシトラス、さくらんぼ、プラム、 レーズン果実系の芳香の他、バニラやチョコレートと言った香りを感じさせる物まであります。
しかし全てのレッドエールはその複雑な香りの中にも大なり小なりはっきりとした酸味を感じることが出来ます。ホップの苦味は少なく タンニンを含む物が一般的で、これらの特徴がビールの特徴である赤い色とも重なり「ワインの代用」に製造されたとも言われています。 レッドビールにはランビックのようにフルーツを漬け込んだタイプの物も数多く存在します。