価格:627円(税込)
多くのトラピスト・ビール醸造所同様、ウェストマール修道院にも修道院内限定のビールがありました。 1836年から、当時の不衛生な水の代わりに食事に合う軽いビールを醸造していたのです。当初は褐色のビールでしたが、その後ホワイト・ビールになり、最終的にはウェストマール・エクストラへ進化しました。
何年もの間、このビールは週に一度だけ修道院で販売されていましたが、2021年、修道院はこの魅力的なビールを全世界とシェアすることにしました。
有名なウェストマールのビール名、「ダブル」と「トリプル」は、使用する材料の量を表しています。「ダブル」は2倍、「トリプル」は3倍量の材料が使用されます。そのため発酵期間が長くなり、アルコール量が多くなります。ところで、一体何と比較して2倍・3倍なのでしょうか。それがこの修道士たちが飲むビール、ウェストマール・エクストラです。
アルコール度数が低く、さわやかで喉の渇きを癒す、驚くべき特徴を持ちながら、さらに非常に独特でフルボディのビールです。姉妹品と同じ酵母菌を使用しているので、ウェストマールの香りと味わいがはっきりしています。
軽いビールは飲みやすさに重きを置く傾向があり、そのため、深みと複雑さが失われがちです。しかしウェストマール・エクストラはそうではありません。修道士たちが長年にわたって丁寧に醸造してきたこの素晴らしいビールは、今では誰もが楽しむことができます。
Like many trappist breweries, Westmalle Abbey had since long a beer that was solely intended for consumption within the abbey walls. Since 1836 the brotherhood brewed a light beer to go with their meals as a replacement for the unhygienic water of that time. This lighter beer originally was a dark beer. After that it changed to a wheat beer and eventually evolved in the Westmalle Extra as we know it.
For years this beer was exclusively available at the abbey shop which only opened once a week. Since 2021, the abbey decided to share this succulent drink with the world.
The “Dubbel” and “Tripel” in the names of the more famous Westmalle beers refer to the amount of ingredients used. For the “Dubbel” twice the amount of ingredients is used, for the “Tripel” thrice. This results in longer periods of fermentation and higher alcohol volumes. But twice and thrice compared to what?? Well, compared to the beer that the monks drink themselves: Westmalle Extra.
Despite the low alcohol percentage and incredible refreshing and thirst-quenching character, Westmalle Extra has a highly distinct and full-bodied flavor. As the same yeast strain is used as for its siblings, the Westmalle aroma and taste is clearly recognizable.
Lighter beers tend to focus on drinkability and lose a bit of depth and complexity in the process. Not so for Westmalle Extra. Everybody can now enjoy this superb beer that the monks have carefully brewed for over many years.
商品名(英) | Westmalle Extra 330ml |
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原材料 | 麦芽、ホップ、糖類 |
アルコール分 | 4.8% |
内容量 | 330ml |
商品サイズ | 60mm x 235mm |
重量 | 650g |
ビールカテゴリ | トラピスト・ビール |
原産国 | ベルギー |
醸造所 | ウェストマール醸造所(修道院内) |
こんな料理に | ペストチキンサンドイッチ、セミハードチーズ |
飲み頃温度 | 6~8℃ |
IBU | 29 |
中世のヨーロッパでは幾度となくペスト等の伝染病が流行り、生水が飲用に適さなかったため、水の代わりに栄養価が高く、 安全な飲み物として早くからビールが重宝されていました。
また「パンはキリストの肉」「ビールは液体のパン」という 考えからキリスト教の修道院では盛んにビールが作られていました。トラピストビールは、 世界中にあるトラピスト会修道院の内 12箇所のみで称号を許可され、醸造されているビールです。
トラピストビールの醸造所のうち6箇所はベルギー国内 にあり、他はオランダに2箇所、オーストリア、イタリア、アメリカ、イギリスにそれぞれ1箇所ずつあります。 トラピストビールの呼称は 1962年にベルギーの貿易通商裁判所が承認し、法的に認められた物となっています。1997年にはトラピスト会修道士協会 (ITA)が設立され、 厳しい基準を満たしたビールだけがトラピストのロゴの使用を認められています。
基準には、
① ビールはトラピスト会修道院の手によって生産及び、敷地内の設備によって醸造 されなければいけない。
② 醸造所、醸造銘柄の選択等は修道院内のコミュニティーにより決定しなければならない。
③ ビールの製造は収益事業でなく、利益は修道院の運営や援助に使う物でないといけない などがあります。
現在のトラピストビールは、オルヴァル(Orval)、シメイ(Chimay)、ロシュフォール(Rochefort)、ウェストマール(Westmalle)、 ウエストフレテレン(Westvleteren)、 アヘル(Achel)、ラ・トラップ(La Trappe)、グレゴリウス(Gregorius)、スペンサー (Spencer)、ズンデルト(Zundert)、トレフォンターネ(Tre Fontane)、 ティント・メドー(Tynt Meadow)の12箇所です。