価格:924円(税込)
1950年代、トラピスト醸造所のシメイは、ビールの品質やイメージを良くするために仲間のロシュフォール修道院を支援することを決めました。ロシュフォール6がリニューアルされてよく知られるようになった後、ロシュフォール10は1952年に造られ、当時、革命的だと言われました。コクのある力強いビールにするため、2種類のモルト(ピルスとキャラメル)と、2種類のホップ(ハラータウとスティリアンゴールディング)それにたくさんのキャンディシュガーを使用しています。その結果、なんとアルコール分11.3%の堂々たるビールが生まれました。ロシュフォール10にはたくさんの栄養素が含まれていたので、修道士は魚やチーズのような食事を禁じられたほどです。
Rochefort 10は、非常にフルーティー(イチジク、ダークチェリー)で、キャラメルやダークチョコレートのようなタッチのとても魅力的なトラピスト・ビールです。温かく、コクがあり、リッチで、長く残る濃い味。これらはボトルキャップの色にちなんだ呼び名「青いロシュフォール」を表すほんの少しのワードです。このダークブラウンのビールは、素晴らしい力強さと複雑な味わいを完璧に両立させています。一部の愛好家は、ロシュフォール10をウィスキーやポートワインと比べたりもします。
名前の「10」は、ベルギーの修道院醸造所が未発酵ビールの麦汁の濃度を測定するために使用した古いシステム上の数値で、初期比重が1080であることを表しています。
In the 1950’s, fellow trappist brewery Chimay decided to help out the Rochefort Abbey to improve the quality and image of their beers. After the renewal of their beer soon to be known as Rochefort 6, Rochefort 10 was created in 1952 and was a revolutionary beer in that time. To make this beer as full-bodied and strong as it is, 2 different malts (pils and caramel), 2 hop varieties (Hallertau and Styrian Golding) and a lot of candy sugar are used. It all results in a majestic beer with a whopping 11.3% alcohol content. In fact, this beer contains so many nutrients that it partly sustained the monks in their strict diet that denied them among others, food like fish and cheese.
Rochefort 10 is a deeply intriguing trappist beer with a very fruity (figs, dark cherries) character and touches of caramel and dark chocolate. Warm, full-bodied, rich, intense; these are only a few words to describe the “blue” Rochefort, nicknamed after the color of its bottle cap. This dark brown beer perfectly balances great strength with a complexity of flavors. Some connoisseurs compare Rochefort 10 with whiskey and port.
The “10” in the name refers to an old system used by the Belgian abbey breweries to measure the amount of sugar in an unfermented beer. 6 Belgian degrees indicate a specific gravity of 1080 or 20 degrees Plato.
商品名(英) | Rochefort 10 330ml |
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原材料 | 麦芽、ホップ、糖類 |
アルコール分 | 11.3% |
内容量 | 330ml |
商品サイズ | 60mm x 225mm |
重量 | 600g |
ビールカテゴリ | トラピスト・ビール |
原産国 | ベルギー |
醸造所 | ロシュフォール醸造所(修道院内) |
こんな料理に | ドライフルーツ |
飲み頃温度 | 12~14℃ |
IBU | 22 |
中世のヨーロッパでは幾度となくペスト等の伝染病が流行り、生水が飲用に適さなかったため、水の代わりに栄養価が高く、 安全な飲み物として早くからビールが重宝されていました。
また「パンはキリストの肉」「ビールは液体のパン」という 考えからキリスト教の修道院では盛んにビールが作られていました。トラピストビールは、 世界中にあるトラピスト会修道院の内 10箇所のみで称号を許可され、醸造されているビールです。
トラピストビールの醸造所のうち5箇所はベルギー国内 にあり、他はオランダに2箇所、オーストリア、イタリア、イギリスにそれぞれ1箇所ずつあります。 トラピストビールの呼称は 1962年にベルギーの貿易通商裁判所が承認し、法的に認められた物となっています。1997年にはトラピスト会修道士協会 (ITA)が設立され、 厳しい基準を満たしたビールだけがトラピストのロゴの使用を認められています。
基準には、
① ビールはトラピスト会修道院の手によって生産及び、敷地内の設備によって醸造 されなければいけない。
② 醸造所、醸造銘柄の選択等は修道院内のコミュニティーにより決定しなければならない。
③ ビールの製造は収益事業でなく、利益は修道院の運営や援助に使う物でないといけない などがあります。
現在のトラピストビールは、オルヴァル(Orval)、シメイ(Chimay)、ロシュフォール(Rochefort)、ウェストマール(Westmalle)、 ウエストフレテレン(Westvleteren)、ラ・トラップ(La Trappe)、グレゴリウス(Gregorius)、ズンデルト(Zundert)、トレフォンターネ(Tre Fontane)、 ティント・メドー(Tynt Meadow)の10箇所です。