ブーン・ミレジム瓶750ml

価格: ¥2,640 (税込)
数量:

返品についての詳細はこちら

写真のグラスは付属しません。

ブーン・ミレジム テイストチャート


「ミレジム」とは、一般的にワインのヴィンテージを指し、葡萄が収穫された年を示します。この言葉はしばしば高品質のワインと結び付けられます。ブーン醸造所の場合、ネックラベルの年号は、この高品質のフルーツビールを造るためにさくらんぼが収穫された年を示しています。
ブーン・ミレジムの製造に使用されるチェリーは、すべて地元で収穫されたスカールベークのチェリーです。これらのチェリー(1リットル当たり270グラム)は、まず木樽(「フーデル」と呼ばれる)で18ヶ月間熟成させたランビック・ビールと一緒に発酵させます。その後、この新しくできたチェリー・ビールをさらに6ヶ月熟成させます。瓶詰め後も瓶内発酵は続き、更に何年も熟成させる事が可能で、熟成による味わいの変化が楽しめます。

ブーン・ミレジムは、ワインのようなアロマと多様な風味を持ち、料理との組み合わせに最適です。ランビック・ビールの控えめな酸味と豊かな果実味、オークとバニラの香りが調和しています。 やわらかくてまろやかな後味が口の中に長く残り、鴨のロースト、トマトソースベースのパスタやキノコのリゾットなどの料理を引き立てます。

"Millesime" typically refers to the vintage of a wine, indicating the year the grapes were harvested. The term is often associated with high-quality wines. In brewery Boon’s case, the year on the neck label indicates the year the cherries were harvested to make this high quality fruit beer.
The cherries used to make Boon Millesime are Schaarbeek cherries which are all harvested locally. These cherries (270 grams per liter) first fermented with lambic beer that already aged for 18 months in wooden barrels (called “foeders”). After this, the newly produced cherry beer matures for yet another 6 months. After bottling the beers keeps on fermenting, so can age safely for several more years.

Boon Millesime is ideal for food pairing, with its wine-like aroma and divers flavor profile. The beer has the subdued acidity of the lambic beer combined with abundant fruitiness, and hints of oak and vanilla.
The soft and round aftertaste lingers for just long enough in the mouth to leave a lasting impression, complementing well with dishes such as roasted duck, tomato-sauce based pasta or mushroom risotto.



商品名(英) Boon Millesime 750ml ビールカテゴリ フルーツ・ビール(ランビック系)
原材料 麦芽、ホップ、小麦、糖類、さくらんぼ 原産国 ベルギー
アルコール分 6.5% 醸造所 ブーン醸造所
内容量 750ml こんな料理に 鴨のロースト、トマトソースベースのパスタ、キノコのリゾット
商品サイズ 85mm x 320mm 飲み頃温度 14℃
重量 1500g IBU 14

BOON ブーン 醸造所

醸造所Brouwerij Boon
所在地Fonteinstraat 65, 1502 Lembeek, Belgium
サイトhttps://www.boon.be/

ブーン醸造所 ブーン醸造所の歴史は、J.B. クラース(J.B. Claes) が一軒の農家を買って醸造・蒸留所を始めた1680 年に遡ります。1978 年、ハル村(Halle) に住んでいた、ランビック・ビールのブレンダーであり、地方 でつくられていたエール の売買人でもあったフランク・ブーン(Frank Boon) が、その歴史のある醸造所を買い取りました。新しくオーナーとなったブーンは直ちに ランビック・ビールの新たな熟成 貯蔵に取り掛かり、醸造所の近代化に向けて一歩ずつ長い道のりを歩み始めました。手狭になった醸造所は1986 年にレンベーク村(Lembeek)の中心地近くに移転せざるを得なくなりました。伝統的な旧式の設備を 備えた新しい醸造所が1989 年に操業を開始しました。
Fruit Beer
フルーツ・ビール
ビールのスタイルから推測できるように、フルーツビールとはビールを醸造する段階に果物その物や、果汁が使われた物の事を言います。フルーツビールは人類の歴史上のどこかで造られていたかもしれませんが、現在知られているフルーツビールは、ベルギーのフルーツランビックビールを原型としています。
ドイツやイギリスなどビール醸造の歴史が豊富な国では、ビールに果物を使用する事はご法度とされていました。しかし、ベルギーではハーブやスパイスが伝統的にビール醸造に使われ、また「ビール純粋令」のようなガイドラインが無かったことも、果物だけでなく、様々な食材をビール醸造に試すことを容易にしました。

初めてのフルーツビールは、20世紀の初頭にベルギーの伝統的なランビックの醸造家によって造られました。その頃、酸っぱいランビック・ビールは、ピルスナースタイルの台頭によって国内での人気を失っていました。人気の減少に歯止めをかけるべく、醸造家たちは、発酵の途中にサクランボやラズベリーを加える実験を試みました。結果、ランビック・ビールの酸味の他に果実感と甘みを兼ね備えたビールが出来上がりました。

フルーツビールの人気は直ぐに広まり、ランビック・ビール以外の醸造所もビールに果実や果実の抽出成分を入れたビールを造り始めました。果実は酸っぱいランビック・ビールに留まらず、通常のブロンド・ビール、赤ワインのようなレッド・ビール、そして軽くて甘い白ビールにも用いられました。今では果物の種類もサクランボやラズベリーだけでなく、リンゴに桃、更にはパイナップルを使用したエキゾチックなものまで造られています。

色々な種類のビールをベースに、また様々な素材の果物を使用する事で、フルーツビールには、酸っぱい物から甘い物、濃い色、薄い色、ボディ感の違い、アルコール度数の高低まで多種多様なビールが混在し、一般的な特徴を特定する事が難しくなりました。しかし、良いフルーツビールとは、ベースとなるビールの特徴と、加えられる果物の味や香りのバランスが程よく引き出されたビールです。
フルーツビールは、ビールの苦みが苦手な人々へ、ビールの代わりに提供できる有効な飲み物としても人気が有ります。

Lambic Beer
ランビック・ビール
ランビックはブリュッセル南西に位置するパヨッテンラントという地域だけで醸造される珍しいタイプのビールです。

ランビックはこのあたりの空気中に浮遊する野生酵母を使用した、「自然発酵」と呼ばれるタイプのビールです。

正式にランビックと呼称出来るのは、この地域で造られたビールだけです。「自然発酵」はブリュッセルを横断するゼナの谷に生息すると 言われる野生酵母と他の微生物を一緒に取り込むことによって行われています。野生酵母を使用することによりランビックはより複雑な 香りを醸し出します。

ランビックの製造は非常にユニークです。例えば、原料に発芽していない生小麦を大麦麦芽に30%以上ブレンドして醸造を行います。 (ベルギー及び、EUの法律でランビックの呼称を得る為の小麦の使用量が規定されています)

また1年~3年間寝かせたホップを通常ビールに使用する量の3倍~6倍も使用しています。これはホップの風味をビールに使うのではなく、 ホップに含まれる殺菌効果を利用するためと考えられています。

絞られた麦汁は醸造所の屋根裏にある底の浅い冷却層で一晩冷やされます。それはその時に野生酵母を取り込むためといわれています。 その後オークや栗の木樽に入れ醗酵と熟成を行います。

ランビックの醗酵室は、薄暗く、「蜘蛛の巣」で覆われています。これは空気中に生息する蔵付の「野生酵母」を守るためといわれています。 また蜘蛛の巣は、雑菌を運ぶハエを捕るため、大切にされています。

関連商品

ページトップへ